SA21辺りの広角だとピント合わせは要らない。
SWHなんかでもそうだけど、2〜3mに距離を合わせておけば、絞り開放にしても(と言ってもf/4とかだけど)2m手前から無限までピントがくる。
フィルムに較べてデジタルの方がピントがシビアと言うが、ここら辺りはそんなに違いはない。
誤解なきよう申し上げるが、ピントがくると書いたけど、実際にピントが合っているわけではない。
実際のピントなんていう話なら本当に1点しかないのだ。
超広角とかのレンズは被写界深度が深く、ピントが合っているように見えるということだ。
こうなってくると、SWHだろうがSAだろうが大して違わなくなる。
M8ではSAは露出計が効かないので、それすら勘になるから、巻き上げ以外はフルマニュアルカメラなのだ。
これはつまり「ファインダを覗かない」ということになる。
つくづくM8にSAは嫌われてるようで、ブライトフレームも28mmが出ない。
だから外部ファインダを付けているが、それさえもタマに見る程度。
換算28mmなら大体写る範囲は想像がつく。
せっかく立派なレンジファインダを備えていても、これじゃなぁ…笑
それはともかく、撮影のテンポはとても良い。
余計な動作がないので、スナップは快適に進む。
撮りたいものにさっとカメラを向けてシャッタを切るだけ。
でも途中でふと思う。
これならGRDとかでも同じなんだよな…とか。
スーパーアンギュロンそれほど色ムラも気にならないですね。色合いも深くていいですねぇ。
しばたさんパープルフリンジとかシフトとか言われるヤツですね。僕も、周辺とかもっとドカーンと落ちるのかと思っていたんですが、そうでもないんですよね。シュナイダーのレンズなので、もっとドライな感じかと思いきやウエットな雰囲気もあって、やはりこれはライツ銘のタマだな、と。