普通(Standard)にすごい

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スタンダードには、かなり使い込まれたローライナーがついてきた。
No.2と書かれているのだけど、どうにも使い方が分からずレンズを前に悩むこと暫く。

ビューレンズにはパララクスを補正するためのレンズを付け(このレンズは素通しのレンズ)、それに近接用のレンズを取付けて使うっぽいのだけど、テイクレンズ側のレンズはあってもビューレンズ側のが見当たらない。
ま、おまけだし仕方ないか…と諦めかけて、ふとビューレンズ側のレンズを見ると、何と二つのレンズがくっついているではないか(笑)
がっちり咬みこんでいたので外すのに苦労したが、何とか分離して試し撮りをしたのが上の写真。

二眼レフの弱点の一つに「寄れない」というのがある。
だいたい1mくらいまででマミヤCシリーズなどを除くと、こういった近接用のレンズを使うのがポピュラーであるそうだ。

それはともかく、本当によく写る。
戦前のノンコート・ツァイスイエナのテッサー、コンパーシャッターの組み合わせ。
前のオーナーが調子の良い所をドナドナしてニコイチしたものらしい。
1秒がちゃんと切れるローライを久々に見た気がする(笑)

古いといっても限度があって、まして戦前のものなると使うのに気を遣ってしまうとなると本末転倒なので避けてきたのだけど、これだけ調子が良いとガシガシ使いたくなる。
70年前の物が現代でも普通に使える。
これはなかなか凄いことだとも思うのだ。

The Sad Cafe

さすがにホテルカリフォルニアはヘビロテしませんでしたが、当時よく聴いていたのがコレでした。
LA辺りの夕日は格別にキレイなのですが、パームツリーの間に沈んでいくのを見ていると、さすがにホームシック気味になったりもします。
そこへ更にこの曲で追い討ちをかけると泣きそうになります(笑)