視覚

6581845927_28e6af7d9c_b
6581838553_35d1e107b7_b
6581842561_544cdd36fc_b
6581853609_7a87af939b_b
6581861421_887978d0cc_b

さすがに年の瀬。
仕事はすでに休みになっているのだけど、雑用がどっさりと残っていて、日常勤務のある日よりも忙しい(笑)

写真は昨日の撮り納めのものだ。
岡崎・板屋町の旧赤線街だが、ここは以前にも訪れている。
地図で見ると広い道路が突然狭い路地になっていたり、屋根の庇に灯りを付けるソケットが残っている建物が現存していたりと、そこかしこに面影を垣間見ることができる。
以前に訪れた時とそれほど変わった様子はなく、何となくほっとしたり。

ファインダを覗いてブライトフレイムでフレイミングするというのは何のレンズでも同じことだ、というのはセイケトミオ氏の言っていたことだが、僕も全く同意見で、広角だからとか何mmあるから、という前口上はあまり意味がないと感じている。
引きが取れない場所なので建物全部をフレイミングすることはできなかったが、僕が見ていたのは確かにこれらそのものだったし、例えばもっと広角であってもこの被写体を中心にして撮っていたと思う。
僕が自分の写真について、今年変わったな、と思うのは、この割り切りができるようになったことだ。
昨年までであれば、50mmでも何とか建物全景を撮ろうと、ひたすら下がって撮っていたが、今年になってからはフレイムに収まるものだけを撮るようになっていた。
それで撮れないものは撮らない。
そういう割り切りができるようになったのは、やはり大きな変化であったと思う。

そういった変化は何も、今年だから、とか時間割のように年次で訪れるものではないが、加齢以外にも視覚においての変化はあるのだな、と実感している。

One thought on “視覚

Comments are closed.