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雪だ。
困っちゃうんだよなぁ、明日まだ仕事だし。
朝電車止まっちゃってると、ホント参るんだよなぁ。

とか無粋な事は言わない。

ついこの間までTシャツ1枚で過ごしていたのに、同じ場所で数ヶ月後には雪が降る。
こんな所、世界中探したってそうはない。

でもやっぱり寒いモンは寒い。 

メリークリスマス

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もう特別に「クリスマスだから」という事もなくなった。
僕が大学から社会人になりたての頃はバブル景気が真っ盛りの頃だったから、クリスマスともなると、そりゃもう国を挙げての一大事業のような騒ぎになっていた。
男性は彼女へのプレゼントの為に有名ブランドショップへ列をなし、高級レストランでの食事に為に予約の電話をかけまくった。
何やら今昔物語のようだが、20年ほど前にはそういう時代もあったのだ。

僕はといえば学生で金もなく、社会人になった頃は段々そういう風潮も下火になりつつあったので、テレビや雑誌などで(ほう、世間はそうなのか)と指をくわえていたクチである。
ま、あの時代を狂乱の時代だとするのであればギリギリの所で実体験をしなかった分、救われていたのかも知れないが、当時の写真を見ると相当に恥ずかしい格好だったりするわけで、その時代に若かりし頃を過ごしたという事実は抗いようのない事のようである。
考え方ひとつだが、どうせだったらもっと享受しておけば良かったな、とも思ってみたり。

皆さんはそれぞれ、どんなイブを過ごされるのだろうか。
自分は仏教徒なので…という話をされる方には言葉もないが、元を辿れば仏教だって他所の国から伝来した宗教なのであって、そういう意味ではキリスト教とさして変わりはないと思うのだけど。
いずれにしても、楽しいクリスマスでありますように。

凍える

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さすがにくたびれていたせいか、昼近くまで爆睡していた。
昼飯だか朝飯だか分からない食事を摂った後、岡崎まで。
ごたごたと所用を済ませていると、あっという間に夕方。
マンションの近くにある鉄板焼きの店で夕食。
明日は明日で名古屋での用事があるので、先ほど帰名。
何だか嵐のように過ぎたいち日だった(笑)

ホームセンターで家人の買い物を待っている間、展示用のマッサージチェアに座っていたら、知らないうちにウトウトと…。
家人に起こされて気がついたのだけど、我ながらポンコツになってきたな、と反省しきり。

クリスマス寒波だとかで、外は相当に寒かった。
明日には初雪かも、とニュースは言う。
カメラを握る手がかじかむ。

マキナで師走の街を撃つ

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プラウベル・マキナ67は憧れのカメラだった。
有名なところでは荒木経惟氏、近年では石川直樹氏が使っている。
カメラについての説明は何所にでも書いてあるので省略するが、僕の個人的な思い入れは、何しろ「硬派」なイメージのカメラだということ。
生産年数が短かったので半ば伝説化しているところもあるが、当時の販売価格140000円を上回る中古価格が付けられていることが多かったが、近年になってようやく落ち着いてきた感がある。

67はマミヤのRZ以来だ。
このところ120mmは6×6でしか使ってこなかったので、現像が終わったネガの様相は新鮮ですらあった。

手持ちのt-max400を詰めての試写だったが、ややスポット気味の露出計も精度があり、パララクスを自動補正するビューファインダも見やすいものであった。
レンズもMCなので少々の逆光を物ともしないし、ニッコールはシャープさで定評があるので、120mmフィルムの解像感とも併せて、文句の付けようがない写りを見せる。
蛇腹の収納時に若干のお約束事があるが、かつてスプリングカメラを使った事があるので痛痒はない。
やや慣れが必要なのが右手親指によるフォーカシングだが、これもフジカを持っているので目新しい事ではなかった。

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と、まぁプラシーボ効果丸出しの話だが、先人たちの話でも悪い話は聞かないカメラで、そういう意味では精神的なプルーフが充分にある。
要は使ってみたら、実にそのとおりだったというわけだ。

いくら他所で高評価であったとしても、いざ自分で使ってみると、まったく使い難いというような事は往々にしてある。
そのカメラに至るまでの経験や環境、あるいは機材に対する考え方や、もっと言えば体格なども人によって違うので、こればかりは使ってみないと判断はつき難いのだ。
そういう意味では他所での評価と自分の感想の差が殆どないカメラであった。