Night sight

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Noxとはラテン語の「夜」
ショパンは「ノクターン ( 夜想曲 ) 」と言う曲を書き、レンズの名前にも多く使われてきた。
代表的なのはライカの「ノクティルックス」、フォクトレンダーの「ノクトン」、或いはニコンの「ノクト・ニッコール」
光量の無い世界を、どう写し取るか。
フィルム感度の低かった時代には、それを実現する手立てとしてレンズの大口径、高速化が全てだった。

ゾナー (Sonnar) は、ドイツ語の太陽を意味する “Sonne ( ゾンネ )” から付いた名前ともされている。
エルノスターを改良し、1932 年当時では世界最速であった。
「夜」と「太陽」、どちらも同じ目的でありながら、正反対の名付けをしているのが面白い。

僕は裸眼で夜の事細かを見る事は叶わなくなってしまった。
見えない不安と見たい欲求。
シャッターを押したのは、一体どちらだろう。 

 

5 thoughts on “Night sight

  1. Hiroyuki OGAWAさんそうかもですね。自分の中にある矛盾みたいな物が撮る衝動かも知れませんね。

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