草枕

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苦しい時の神頼み、と言うか…。
何かと追い詰められる様な事が有ったりすると、どうにも自分独りでは背負い込めなくなって、かと言って誰かに投げるのも違う筈なので、望みは極めて希薄なれど、正に一縷の望みを託して、である。

よく人を「強い」とか「弱い」とかに分類する話を見聞するが、人等は弱いに決まっている。
一撃で相手を倒す爪や牙が有る訳でも無いし、一瞬にして敵を置き去りにする俊足を持ち合わせて居る訳でも無い。
人は弱い、と自覚したので、人は此処迄生き長らえて来た筈である。
勿論、先述の「強弱」は物理的な話だけでは無く精神的な意味合いで用いられる事も有るが、此れも同様であって、人は人が思う程強い精神を持っている訳では無い。
経験や学習で幾許かの差は在るにしても、其れは降り懸かる艱難辛苦を何かに置換する能力が長けて居る丈で有って、些か逆説的では有るが、人の精神の強弱で問題を解決出来得る能力を計る事は出来ない共言得るので有ろう。

僕は決してペシミストでは無いと自覚して居るが、次から次へと起こる厄介事には閉口して居る。
強くも無い僕は何とかうっちゃって事無きを得るのが常套なので有るが、今回ばかりはそうとも言っては居られない雰囲気である。
玉砕覚悟で正面突破を狙うか、其れともとことん逃げ回るか。

愚陀仏では無いが「兎角此の世は住み難い」 

Night sight

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Noxとはラテン語の「夜」
ショパンは「ノクターン ( 夜想曲 ) 」と言う曲を書き、レンズの名前にも多く使われてきた。
代表的なのはライカの「ノクティルックス」、フォクトレンダーの「ノクトン」、或いはニコンの「ノクト・ニッコール」
光量の無い世界を、どう写し取るか。
フィルム感度の低かった時代には、それを実現する手立てとしてレンズの大口径、高速化が全てだった。

ゾナー (Sonnar) は、ドイツ語の太陽を意味する “Sonne ( ゾンネ )” から付いた名前ともされている。
エルノスターを改良し、1932 年当時では世界最速であった。
「夜」と「太陽」、どちらも同じ目的でありながら、正反対の名付けをしているのが面白い。

僕は裸眼で夜の事細かを見る事は叶わなくなってしまった。
見えない不安と見たい欲求。
シャッターを押したのは、一体どちらだろう。 

 

アンダーの海に沈む

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意図的にアンダーに … なんて言えば格好は良いのだけど、実際はセレン式の露出計が明るい部分 ( 例えば電球などの光源 ) に露出を引っ張られただけである。
真中の写真のように、ちゃんと補正をかけてやれば普通に写る。
カメラ内蔵のセレン露出計なんてのは久しぶりにも程がある位なので、すっかり使い方を忘れているのだ。
てか、そもそも六十年以上も昔のカメラに付いている露出計をアテにするのが間違っているか …( 笑 )

久しぶりで思い出したが、iPhone をアスファルトに落っことした。
ディスプレイや裏面は相当に硬い処理をされているらしく傷一つ付かなかったが、四隅は無残な事に。
iPhone を落とすなんてのは初代以来である。
使用上、何の問題も無かったので良いのだけど、携帯を落っことすのは iPhone じゃなくても涙目モノである。
多分明日には忘れているんだけど ( 笑 )

さて、今日は早上がり出来そうなので、家で現像でもやらかそうかな。 

タテ位置四連発

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昨晩は「千切り大根の煮物」と「白菜と豚肉の塩麹煮」、そして「韓国風塩ダレご飯」を作った。
千切り大根は水で戻して、ニンジン、椎茸、油揚と一緒に軽く炒めて、ほんだし、砂糖、みりん、酒、しょうゆで煮る。
僕はこれが大好物で、実はこれだけでもご飯三杯はいけてしまう。

話題の「塩麹」が手に入ったので、魚などを漬けておく以外に何が速攻で出来るかと検索してみると、出てくる出てくる ( 笑 )
相変わらず豚肉は食卓の優等生で、実に使い勝手の良い食材である。
豚肉とニンニクを軽く炒めて、白菜を入れ、しんなりして来たら白ねぎと塩麹を投入。
全体に火が通ったらしょうゆをざっと。
後はぐつぐつ煮るだけ。

もうヤバいくらいに旨い。
塩分が高いとか野暮は言わない。

韓国風ご飯は、白米に韓国のりを敷き詰め、塩ダレにきざみねぎをどっさい塗したのを乗せて食う。ムスメもこれでご飯お代わりしていた。

明日 ( 今朝だが ) は職場で英語スピーチがあるから教えて欲しいと妻。
岡崎に越してからの生活ぶりを英語にして話すらしい。
じゃあ出来たら教えて、と作文の間は放っておいたら、Google翻訳で日本語の文書をそのまま打ち込んで英文を作っている。
待て待て、と ( 笑 )
日本語は数少ない「主語がなくても意味が通じる」言語なのだ。
それをそのまま英文にしたら、全く違う意味の文章が出来てしまう。
翻訳ソフトを使うなら、それ用の文章を考えなくてはならない。
スピーチ用の堅苦しい日本語を小学生並みのプロパーな文章に置き換えて、これなら英語に出来るでしょ?、と。
まるで ECC ジュニアに通ってる小学生並みのスピーチが出来上がった。
通じれば良いのだ。
ただし、発音は非常に残念な感じなのだが …。 

軽い質疑応答があるらしいが、さてさてどうなった事やら ( 笑 )